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そもそも「耐震強度」って何なの?

地震で倒壊する恐れのある家は、耐震診断で「耐震強度不足」とされます。
「建物の耐震強度」という言葉はニュースなどでもよく耳にする言葉です。
読んで字のごとく「地震に対する強さ」という事はなんとなくわかるのですが、そもそも「耐震強度」とは何なのでしょうか。

「震度7でも倒壊しない建物」が目標

東日本大震災の際、宮城県では最大震度7が観測されました。
建築基準法では「震度5強程度の地震ではほとんど損傷せず、震度6強から7程度の大地震でも人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じない強度を目標とする」と定められています。

<建物にかかる力?>

建物には、通常 建物自体の重さや屋根への積雪、人や家具などの重さによる力が垂直方向にかかっています。
地震時・台風時に水平方向にかかる力に耐えることができるかどうかが耐震強度を決定する大切なポイントです。

<耐震強度の計算>

地震によって水平方向に力がかかったときの建物の耐震強度(倒壊しにくさ)は、次の計算式で割り出す評点(上部構造評点といいます)で判定を行います。

<強度計算事例>

建物の強さの評点=建物が持っている強さ÷設計上、必要な建物の強さ

合格ラインは1点!?

耐震強度計算式で割り出された評点は目安として、4段階に分けられます。

<耐震強度評点>

1.5以上

安全(倒壊しない)

1.0~1.5未満

一応安全(一応倒壊しない)

0.7~1.0未満

やや危険(倒壊する可能性あり)

0.7未満

危険(倒壊する可能性が高い)

平均評点0.6~0.7

耐震診断評点は1.0以上あればおおむね安心できると言えますが、1.0以下だと「補強の必要あり」と診断されることになります。
現在、日本では、築30年以上の木造住宅は耐震強度の平均評点が0.6~0.7で、診断を受けた多くの住宅が危険だという調査結果もあります。

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